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2020年12月30日水曜日

そして、水の中のナイフ



窓辺の向こうの向こうのもっと向こうは海だし、
未知の領域に触れることで自分が拡張されるなら本望。

Beyond the window is the sea, I hope if I can expand myself by touching an unknown area.


昨日読んだ本に「われわれは、われわれすべてが宇宙旅行中であることを忘れすぎている」とあった。
忘れないように、黄色い付箋を貼った。

The book I read yesterday said, "We forget too much that we are all traveling in space.".
I put a yellow sticky note so I wouldn't forget.


今夜、母親(71歳)は高校の同級生たちと、zoom忘年会らしい。
「1人だけコーヒーってわけにもいかないから、一応、桃サワーみたいの、買った」と言いながら、ちょっと楽しみにしている様子。
毎年、居酒屋で集まってるけど、今年はオンラインで開催、とのこと。
50年来の旧友とこうやって同じ時間を過ごすだなんて、すごいよなぁ。なんだか感動しちゃう。

Tonight, my mother (71 years old) seems to have a zoom year-end party with her high school classmates.
"I can't have a cup of coffee alone, so I just bought a peach sour." she said, looking forward to it.
They meet at izakaya every year, but this year they will be held online.
It's amazing to spend the same time with her old friend for 50 years. I'm kind of impressed.


私は今夜は、月を見上げる予定です。
きれいに見えるといいな。

I will look up at the moon tonight.
I hope it looks beautiful.


with "dʌ́b" by Shiraishi Takayuki , "Obscure Sound Revised Edition" Mixed by Chee Shimizu,
And Roman Polanski’s film "Nóż w wodzie"


2020年11月14日土曜日

真夜中の天国へようこそ


香り高いコーヒーと、美しい花々が揃う今夜。
そこは、真夜中の天国かも?

Tonight with the aroma of fresh coffee and beautiful flowers.
Is it heaven at midnight?


存在感を消しきれないアンビエント、
手触り感のあるサイケデリア、
静かで内気なアヴァンギャルド、
囁くようなR&B、永遠に続くシューゲイザー、
緩やかなハウス、ファンク、クラシック、ジャズ、フォーク などなど、
相変わらず、それぞれの輪郭を掴みとりながら、音を紡いでいきます。

The ambient, which cannot be erased from its presence,
Psychedelia with a tactile feel,
A quiet, shy avantgarde,
Whispering R&B, everlasting shoegaze, and gentle house, funk, classical, jazz, folk, etc...
As always, I spins the sound, grasping the contours of each one.


日常と非日常の狭間に、どうぞ泳ぎに来てね。 ☞《mano a mano
お気に入りのステッカー片手にお待ちしています8;)
久々の夜更かし。たまにはいいよね。

Please come swim in the space between the ordinary and the extraordinary.
I'll be waiting for you with my favorite sticker in my hand. 8;)
Stay up late after a long absence. Sometimes it's good.



先日、「バグダッド・カフェ」を再鑑賞。
なぜか連動して「パリ、テキサス」も再度観たくなる衝動。
I saw the movie "Bagdad Cafe" again.
I don't know why but I had the urge to see "Paris, Texas" too.




“mano a mano” at Contact [渋谷]

2020/11/14[sat] |22:00-
UNDER 23 ¥1000|BEFORE 11PM ¥1000|GH G MEMBERS ¥1500|GH S MEMBERS ¥2000|FB DISCOUNT ¥2500  DOOR ¥ 3000

STUDIO X:
Chee Shimizu (17853 Records | Organic Music)
Torei (Set Fire To Me)

CONTACT:
Tadashi Yabe
kon & y. (Timothy Really)
Akie
Vinyl Youth

FOYER:
DJ Emerald
Naotsun
numero

flower design by
mood_tokyo

 FOOD:
中目黒LOUNGE


2019年12月16日月曜日

拝啓 アンナ・カリーナ様/Dear My Sweet Anna Karina


映画『女は女である(Une Femme est Une Femme)』が、あなたとの最初の出会いです。
真っ暗な部屋の中でブラウン管越しに観たその世界に、私は衝撃を受けました。
映画監督であり、また、あなたの当時の夫であるジャン=リュック・ゴダール (Jean-Luc Godard)が作り出す場面ひとつひとつに、息をするのも忘れるほどでしたが、その中でも突出してあなたがものすごく魅力的で、キュートで、完璧でした。
そして、あなたのようなファッションを好むようになりました。
特に「赤色」と「傘」が好きになりました。
あと、フランス語を勉強するための本を買いました。
まったく上達しませんでしたが、「太陽(Soleil/ソレイユ)」が男性名詞、「月(Lune/リュヌ)」が女性名詞ということはすぐに覚えることができました。




映画『気狂いピエロ(Pierrot Le Fou)』が、あなたとの二度目の出会いです。
あなたが歌う『いつまでも愛すると言わなかった(Jamais Je ne T'ai dit que Je T'aimerais Toujours)』と『私の運命線(Ma Ligne De Chance)』が特に大好きで、片言なフランス語で真似をして歌っていました。
ツイストのシーンも大好きでした。
また、余談ですが、タイトルをもじって「気狂いレモン」という自分の曲を作って歌っていたこともありました。
今思えばこの曲は、あなたが主演の『アンナ(Anna)』という別の映画の中で歌われている『太陽の真下で / Sous le soleil exactement』に少し似ています。


他にもあなたとの出会いはたくさんありますが、特にこの2つの作品がとても印象的です。
誰がなんと言おうと、私はあなたに強烈に惹かれ、憧れ、ときめき、うっとりしていました。
「あ、私ってこんな風に感動するんだ」と今まで知らなかった自分を知るきっかけにもなり、また、私の夢、というと少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、その時の私のなんとなくのイメージや空想を、あなたに投影していたようにも思います。
そして何より、世界がこんなにもカラフルであることを、あなたは教えてくれました。


私の心は、あなたを忘れることはありません。
いつの日も、振り返るとそこに、あの頃の私とあなたが並んで立っています。
そして、すぐにシーンがパッと切り替わり、ジャン=クロード・ブリアリ(Jean-Claude Brialy)と、ジャン=ポール・ベルモンド(Jean-Paul Belmondo)と4人で、”あの”ポーズをとっているのです。
3・・・2・・・1・・・action!




2018年9月17日月曜日

9月の私は、Twin Peaksと、Friday Loungeと。

※こちらの記事は、HOUYHNHNMブログ『Escape by Melody《メロディによる逃走》』に掲載されていた内容です。


1ヶ月くらい前から、90年代はじめに大ブレイクしたアメリカのTVドラマ「ツイン・ピークス(Twin Peaks)」に夢中です。
昨年、25年ぶりの時を経て「続編」が公開されたらしいのですが、そんなことはまったく知らず、「何か映画観たいなぁ。(もともと映画を借りるつもりだった)あ、ずっと気になってたツイン・ピークスにしようかな」くらいの軽い気持ちでした。
その日から連日のように、TSUTAYAでDVDを借りては観る、返却してはまた次を借りて続きを観る、の繰り返し。
最近やっと「本編」を終え、「続編」の方へ足を踏み入れたところです。

「本編」を見ているあいだは、街中や電車の中の人たちを「ツイン・ピークス」の配役に当てはめてしまったり、夢の中までもが「ツイン・ピークス」一色になってしまうほどでしたが、9月に入ったくらいでそれもなくなり、少し落ち着いてきました。
(引っ越した先で、新調したカーテンを深めの赤色にしてしまったけど…)

「ツイン・ピークス」は、作品ももちろんですが、サウンドトラックも非常に素晴らしく、暑い夏が終わって涼しくなってきた今のこの気候を美しく彩りつつ、妖艶に絡み合って景色の中へ馴染んでいきます。
現実と夢の狭間にいるような、冷たいような生温かいような…。
ただ、想像するに、おそらく、どの季節にもマッチするんじゃないかな。
だからこそ、当時、世界中で大ブレイクしたんでしょうね。

「ツイン・ピークス」だけではないですが、この90年代初期の頃って、すべての事象の「輪郭」がぼや〜っとしていて、本当に魅力的です。
90年代初期、と敢えて言うのは、その後、デジタル化(ネットワーク化)が急成長することに起因します。
80年代のぼや〜っも大好きなんですが、90年代初期は、特にこの「見えない力」に引っ張られていく過程、という感じが強烈です。
あらゆるところで綱引きをしているみたい(実際には綱じゃないけど、とにかく引っ張り合っている感じ)と言うか、こう、地球全体の時空が少し歪んでいるように見えるというか...。
そんな感覚が私の中にずっとあったのですが、この作品に出会って、それが確かなものになって、すーっと溶け合って、一体化しました。(「ツイン・ピークス」と私がね)

というわけで、「ツイン・ピークス」については、まだ道/未知の途中なので、まだまとまらない部分も多いので、また追って、別の機会に。



そんな80〜90年代のど真ん中に、Aphex Twinのリリースで知られるレーベル《APOLLO》など国内外にて楽曲を発表する、私が心から尊敬する音楽家であり、隠れた映画評論家(と、私が勝手に思っている)でもある巨匠・白石隆之さんと、ネットラジオ《dublab.jp》でのHi-Rayくんの番組で知った音楽家のYAMAANさんを迎えた『Friday Lounge』を、今週金曜日(9月21日)に開催します。







それぞれ個人的にお誘いしたのですが、実は、おふたりは10年ほど前から知り合いだそうで、2011年にYAMAANさんがリリースしたアルバム『12 Seasonal Music』に白石さんがコメントを寄せていた、という奇跡がここでも起きていて、うれしい偶然が続くばかりです。
おふたりが「ツイン・ピークス」を見たかどうかはわからないけど、あの時代ならではの雰囲気や感触みたいなものは、きっと共感していただけるんじゃないかなと、密かに思い描いています。
当日、いろいろお話ししてみたいと思います。

私の担当の『Friday Lounge』は、奇数月の第3金曜日なので、今年も残すところ、あと2回。(『Friday Lounge』についてはこちらからどうぞ)
この日は、いろんな「輪郭」が楽しめる夜になると思います。
秋の夜長に、ぜひ、ゆったりと、揺らめきにいらしてください。
心よりお待ちしております。



▼Infomation
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Friday Lounge

2018/9/21 fri at Café Apres-midi
OPEN / START 20:00
CHARGE: 500YEN

Guest DJ:
白石隆之
YAMAAN

DJ:
maa [Hamon Radio]
DJ Emerald
Toru Hashimoto [SUBURBIA]

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日本初のインディーズ・レーベル《Vanity Records》よりBGM名義で、また、Aphex Twinなどで知られるテクノ名門レーベル《APOLLO》よりPLANETOID名義で、1980年代より国内外問わず楽曲リリースし、圧倒的に研ぎ澄まされた感性と、技術、知識をすべて持ち合わせる白石隆之氏の大変貴重な「非ダンスフロア」でのDJセット。
そして、日本の12ヶ月の季節の情景を表現したアルバム『12 Seasonal Music』で知られる、ヒップホップからアンビエントまでを自由に行き来するトラックメイカーYAMAAN氏のDJセットでお送りします。
“あるべき偶然”が漂い、淡い青色の月が夜空に浮かぶ、9月の第3金曜日へ。
心よりお待ちしております。



about《Friday Lounge -The Third Monday of the month-》
2018年の毎月第3金曜日は、渋谷と原宿のちょうどあいだに位置するビルの5階「Café Apres-midi」にて、maa、Wataru Sakuraba、DJ Emeraldの3人のDJによる「Friday Lounge」を開催しております。



2017年10月27日金曜日

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド / Night of the Living Dead

※こちらの記事は、HOUYHNHNMブログ『Escape by Melody《メロディによる逃走》』に掲載されていた内容です。


生まれてはじめて、「ゾンビ」になります。



ALAMAS Halloween Party feat.COSMOPOLITAN
2017年10月28日(土)
@ALAMAS CAFE《新宿二丁目》
OPEN:18:00 DJ START:21:00
PARTY CHARGE FREE!(※BARカウンターで1オーダーお願いします)
GENRE:DISCO / HOUSE

DJ: Emerald (Synthesmic / 13complex), 来夢来人 (愛棒 / ポテ恋DISCO), Shohei Hoshino, Takahiro Haraguchi (harmony), Butio (Laid Back)

ゾンビメイクブース: NANA
ゾンビ製作所 >> ワンコイン(¥500)15分で本格ゾンビメイクが体験できる特別ブース登場!

2017年8月4日金曜日

セルゲイ・パラジャーノフの「ざくろの色」と「アシク・ケリブ」

※こちらの記事は、HOUYHNHNMブログ『Escape by Melody《メロディによる逃走》』に掲載されていた内容です。


パラジャーノフの「ざくろの色」は、
ここ数年ずっと私の一番のお気に入りの映画。
“目を開けて見る夢"とはよく言ったもので、
映画館で観るとそれはさらに格別でした。
そして今回は「アシク・ケリブ」を初めて観たけど、こちらも素晴らしい…。
音の残響がからだ中を巡ってる。
はぁ、彼の映像美の中に溶けてしまいたい。。

2017年4月6日木曜日

《DJ》Cinematic Room :::6th April:::

※こちらの記事は、HOUYHNHNMブログ『Escape by Melody《メロディによる逃走》』に掲載されていた内容です。


3,2,1…action! 🎬
4月6日、木曜日。
代官山「Saloon」にて、20時から。
出演者がそれぞれ映画作品を選び、
それをイメージしたパフォーマンスを行います。
オリジナルリーフレット付き📜&ポップコーン食べ放題🍿
第4回目の今回は、ちょっと刺激が強いかも…👀
未体験の世界へ、是非、足を踏み入れてみてくださいね。




◆───-- - - - - - - – --───◆
Cinematic Room
◆───-- - - - - - - – --───◆

2017/4/6(木)
at SALOON[代官山]
20:00- / 1500yen
*with “Cinematic Room"Leaflet + Free Popcorn
*オリジナルリーフレット付き+ポップコーン食べ放題

LINE UP:

-LIVE-
shiba@FreedomSunset

-DJ-
IGAXX (star child)
Tatsuya Ouchi
G.E.N (comedor)
Miryam (Virtues.13)
DJ Emerald

http://saloon-tokyo.com/schedule/cinmatic-room/