2020年7月18日土曜日

dublab.jpリニューアル



私のラジオ番組をやらせてもらっているdublab.jpのサイトがリニューアルしました。
番組のアーカイヴはもちろん、イヴェントやプロジェクトの写真もかなり見やすくなってます。すっきり。

本家のロサンゼルスのdublabは20周年を迎え、日本ブランチであるdublab.jpが立ち上がったのは2012年なので、今年で8年目。


中目黒のカフェ「Malmö(マルモ)」から頻繁に生放送していた頃、興味本位でふらっと立ち寄ってみたり(知り合いが全然いなかったので少し緊張しながら)、年末年始のイヴェントの放送をひっそり聴いていたり(テレビを見たり、神社に行ったり、クラブではしゃいだり、の今までの年越しのスタイルに飽きてしまっていた当時の私にとってものすごくフィットした)、あらためてサイトの写真を見てみたら、dublab.jpを立ち上げた年のSHIBAURA HOUSEでのMatthewdavidが出演していたイヴェントにも行っていたことに気がつきました。(dublab.jp 主催だったの知らなかった!)

まさか自分がそのdublab.jpで番組をやるだなんて、まったく想像してなかった。本当に、不思議。
こうやってひとつずつ記憶を辿っていくと、自然な流れだったようにも思えるけど、半分以上、不思議。

私の番組「In Every Second Dream」は今年2年目。
どうもありがとう、そしてこれからもどうぞよろしくね🐥
次回は、9月放送予定です。

2020年3月26日木曜日

音楽と、静寂と。

陽が降り注ぐうちは、あたたかい。
ただ、夜は寒いので、まだ厚手のコートを着て出かけてしまう。
でも、もうそろそろ薄手のコートでもいいくらいになってきた。

今日の昼間、近所を歩いていたとき、
私の肩にふわっと薄ピンク色の桜の花びらがのっかった。
「大丈夫。今、絵里ができることを一生懸命やればいいんだよ」
と、天国にいる父が話しかけてくれているようだった。

二本先の通りの角にある公園で遊ぶ子どもたちの声が、うっすら聞こえてくる。
そこに、ぼぉぉぉーという風の音が混ざり合う。
肩の上の小さな花びらは、その風にさらわれて、どこかへひゅっと行ってしまった。

父が亡くなって、丸一年。
そして今、世界は前代未聞の状況にある。

音楽も、静寂も、どちらも同じくらい大切な2020年3月26日の木曜日、午後16時39分。




2020年3月4日水曜日

DJmix for Ace Hotel Kyoto feat.dublab|エースホテル京都に愛を込めて



気分は、春を待つロサンゼルスの澄んだ青空の下!
It's my dj mix for celebrating the opening of Ace Hotel Kyoto from @dublab special broadcast at Ace Hotel DTLA. Link in bio!

2020年4月、日本に初上陸する「エースホテル京都(Ace Hotel Kyoto)」がオープン。
そちらを記念してロサンゼルスのエースホテル屋上から、同じくロサンゼルスに拠点を置く非営利のインターネットラジオ局「dublab」がライブ配信した際に、日本の「dublab.jp」からUnited Future Organization(U.F.O.)の矢部直さんと、私、DJ EmeraldがDJmixを提供しました。





日本人の楽曲もちょこちょこ入れつつ、ビートレスからビートものを行ったり来たりの毎度おなじみのフリーダム具合です。

ちなみに、最近生まれたばかりの友人の赤ちゃんは、これを聴くと毎回ぐっすり眠るみたい。(あと宇多田ヒカルの「ぼくはくま」だって🧸💕)


いつでも、どこでも、何度でも、お楽しみいただけたらうれしいです。


▼Setlist
Meitei / Sento [Pt.I] [Métron Records]
Suzanne Kraft / Bend [-]
愛燦燦 [-]
Lloyd Miller / Gözel Güzler (Amber Eyes) [Jazzman]
Takayuki Shiraishi / Blue Hour [Studio Mule]
Klein Zage / Womanhood (DJ Python Remix)  [Orphan Records]
ACO / 太陽 [Ki/oon]
Alejandro Franov / DW8000 [Nature Bliss]
大友良英 Produces さがゆき Sings / 恋人中心世界 [FMN Sound Factory]
坂本龍一 / PARADISE LOST [MIDI INC.]
Domenique Dumont / Comme Ça [Antinote]
YAMAAN / OX [Math.Beat Records]
Noah / 風在吹 [Flau]
Susso / Mamadou [Soundway]
Viola Klein / Untitled [Meakusma]
Priori & RAMZi / Halchaloo [FATi Records]
大橋純子 & 美乃家セントラルステイション / Still I Love You [Philips]
Aurra / Like I Like It [10 Records]
Lucas Arruda / Onda Nova [Favorite Recordings]

2019年12月16日月曜日

拝啓 アンナ・カリーナ様/Dear My Sweet Anna Karina


映画『女は女である(Une Femme est Une Femme)』が、あなたとの最初の出会いです。
真っ暗な部屋の中でブラウン管越しに観たその世界に、私は衝撃を受けました。
映画監督であり、また、あなたの当時の夫であるジャン=リュック・ゴダール (Jean-Luc Godard)が作り出す場面ひとつひとつに、息をするのも忘れるほどでしたが、その中でも突出してあなたがものすごく魅力的で、キュートで、完璧でした。
そして、あなたのようなファッションを好むようになりました。
特に「赤色」と「傘」が好きになりました。
あと、フランス語を勉強するための本を買いました。
まったく上達しませんでしたが、「太陽(Soleil/ソレイユ)」が男性名詞、「月(Lune/リュヌ)」が女性名詞ということはすぐに覚えることができました。




映画『気狂いピエロ(Pierrot Le Fou)』が、あなたとの二度目の出会いです。
あなたが歌う『いつまでも愛すると言わなかった(Jamais Je ne T'ai dit que Je T'aimerais Toujours)』と『私の運命線(Ma Ligne De Chance)』が特に大好きで、片言なフランス語で真似をして歌っていました。
ツイストのシーンも大好きでした。
また、余談ですが、タイトルをもじって「気狂いレモン」という自分の曲を作って歌っていたこともありました。
今思えばこの曲は、あなたの『アンナ(Anna)』という別の映画の中で歌われている『太陽の真下で / Sous le soleil exactement』に少し似ています。


他にもあなたとの出会いはたくさんありますが、特にこの2つの作品がとても印象的です。
誰がなんと言おうと、私はあなたに強烈に惹かれ、憧れ、ときめき、うっとりしていました。
「あ、私ってこんな風に感動するんだ」と今まで知らなかった自分を知るきっかけにもなり、また、私の夢、というと少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、その時の私のなんとなくのイメージや空想を、あなたに投影していたようにも思います。
そして何より、世界がこんなにもカラフルであることを、あなたは教えてくれました。


私の心は、あなたを忘れることはありません。
いつの日も、振り返るとそこに、あの頃の私とあなたが並んで立っています。
そして、すぐにシーンがパッと切り替わり、ジャン=クロード・ブリアリ(Jean-Claude Brialy)と、ジャン=ポール・ベルモンド(Jean-Paul Belmondo)と4人で、”あの”ポーズをとっているのです。
3・・・2・・・1・・・action!




2019年11月26日火曜日

WW TOKYO >>> Berlin x Tokyo 2019

先日、ジャイルス・ピーターソンが立ち上げた《Worldwide FM》内の松浦俊夫さんの番組《WW TOKYO》に出演しました。


クールな松浦さんのお茶目な一面に笑いをこらえる私

東京は夜の20時、ベルリンはちょうどお昼時。
浅草にある『WIRED HOTEL Asakusa』から、オンラインで全世界に向けて生配信、ということで少し緊張もしましたが、ホテルに泊まりにきている外国人の方々も多く、「(英語で)よかったよ〜」と声をかけてもらったり、あたたかいお客さまとスタッフのみなさんに囲まれて、終始楽しい時間でした。

今回は、11月29日に開催されるベルリン・東京姉妹都市25周年と、クラブカルチャーで活躍する女性アーティストの存在を祝福するパーティ《Berlin x Tokyo 2019》をフィーチャーした放送ということでお呼びいただいた形です。


松浦さんとは、本当は、10月のジャイルス・ピーターソンの来日公演でご一緒する予定でしたが、台風の影響で中止になってしまったこともあったので、そのこともイマジネーションしながらプレイしました。



放送のアーカイヴはこちらからか、下のMixcloudで聴くことができます。




また、複数のコンセプトを混ぜ合わせてDJをする機会もなかなかないので、当日流したトラックを、1曲ずつ解説してみたいと思います。


■Kasai Allstars / Félicité Three (RAMZi Remix) [Crammed Discs]
コンゴ民主共和国(アフリカ大陸のほぼ真ん中にある国)のキンシャサ(首都)に拠点をおく音楽グループ・カサイ・オールスターズの楽曲を、カナダの女性プローデューサーRAMZi(ラムジ)がRemix。
通称「電気フォルクローレ」の匂いはそのままに、彼女のスパイスがしっかり散りばめられています。さすが、の一言。
アルバム自体は、アラン・ゴミス監督の映画『わたしは、幸福(フェリシテ)』のサントラ。
ちなみにこの映画は、2017年、ベルリン国際映画祭審査員大賞を受賞しています。




■Melodiesinfonie / Keep on Searching [JAKARTA]
1993年生まれのスイス・チューリッヒのビートメイカーによる、ソウルフルでジャジーなサウンド。
今回流した曲で、ダントツに松浦さんのことを考えながら選んだ一曲。
ドイツ・ベルリン名門レーベル《JAKARTA》より、今年の作品です。



■Pete Josef / Something Good [Sonar Kollektiv]
ベルリンのグループ・Jazzanovaが主催する老舗レーベル《Sonar Kollektiv》からリリースされている、ピート・ジョセフによるフル・デビュー・アルバム「Colour」より。
四季の移り変わりの見ているかのような、美しさと儚さが共存する作品です。
こちらは、ジャイルスの来日公演のときに流したいな〜と思っていた楽曲なんですが、よく調べたら、3年前に恵比寿ガーデンホールで行われた「Montreux Jazz Festival」で、ピートとジャイルスは共演していました。びっくり。



■Voices In Latin / Hideaway [Morgan]
イギリスの女性作曲家・Barbara Moore(バーバラ・ムーア)が率いるブラジリアン・コーラス・グループ。
ラテン、とあるように軽快なイメージの方が強いですが、「Sunny」のカバーなどしっとり聴かせる楽曲も多く、特に今回流した「Hideaway」は、何度も何度もからだに染み込ませるように聴くのがお気に入り。
メジャーとマイナーを思わせぶりに行き来するコード展開に胸が高まります。1968年の作品。



■Still Parade / Actors (Niva Remix) [Not On Label]
ベルリン在住のNiklas Kramer (ニクラス・クレイマー) の楽曲を、ストックホルムのトラックメイカーNivaがRemixしたもの。
2013年に「XLR8R」という音楽情報WEBサイトで無料でダウンロードしたんですが、こうやっていまだにDJで流すことがあったり、何気に重宝している楽曲。
(調べたら今でもこちらからダウンロード可能)
DJをはじめたばかりの頃、この「XLR8R」にある楽曲を片っ端からダウンロードしていた時期もありました。なつかしい!
ちなみに「XLR8R」は去年から、サブスクリプション・サービス「XLR8R+」もはじめたみたい。



■Marlene Dietrich / Ich Hab'noch Einen Koffer In Berlin [Columbia]
ベルリン生まれの女優であり歌手のマレーネ・ディートリヒによる「ベルリンのスーツ・ケース」。
男性的な衣服を着て中性的なスタイルのトレンドを生み出し、また、ナチスの時代も生きながらも、生涯を通して政治の透明性を訴えた彼女。
そんな彼女の楽曲を選ばない、という選択肢はありませんでした。



■Ambien Baby / Light & High [FATi Records]
1曲目で紹介したRAMZiが立ち上げたレーベル《FATi Records》より、同じくカナダの女性プロデューサーD. Tiffanyと、NAPことDan RinconによるプロジェクトAmbien Babyのミニアルバムより。
RAMZiもD. Tiffanyも、ここ数年のうちにすっかり虜になってしまった女性アーティストです。




■Tuff Sherm / Ska Console [Orphan. Records]
ニューヨークのレーベル《Orphan. Records》からリリースされたコンピレーション『Or.VA1』に収録された、オーストラリアの奇才トラックメイカー、Tuff ShermことDro Careyによる楽曲。
このコンピレーションは「世界メンタルヘルスデー」である10月10日に発売され、収益はメンタルヘルスと学習障害に苦しんでいる子供と家族の生活をサポートする非営利団体『Child Mind Institute』に寄付されるそうです。(出典:AVYSS



■RIP Swirl / Noseblunt [Public Possession]
ミュンヘン発の個性派レーベル《Public Possession》より、ベルリン拠点の新鋭プロデューサーRIP SwirlことLuka Seifertの新作EP。
ハウス、エレクトロニカ、ブレイクビーツ、アンビエントなど、歪み具合も含めて絶妙なバランスな本作を聴いて、すでに次回作が楽しみなくらい。
特にこの「Noseblunt」のような、追いかけても追いかけても追いつかないエンドレスな雰囲気の楽曲に、私はいつもノックアウトされます。(ラストの曲もとろける…最高)
これは、イベント当日もかけちゃうかも。




というわけで、今週金曜日の《Berlin x Tokyo 2019》へ向かって、気持ちは一直線。

メインフロアは、ベルリンからSarah FarinaとDASCOが来日。ベテランのDJ Naz ChrisさんとKATIE SE7ENさんに加え、世界を股にかける音楽プロデューサーSapphire Slowsも出演します。
セカンドフロアは、DJ Honeypantsと私の2人会、朝までたっぷりお届けします。




また、前日の28日には、リニューアルオープンしたばかりの渋谷パルコに移転したDOMMUNE、別名『SUPER DOMMUNE』でのパフォーマンス(トークセッションとDJ)もあります。(出演:Naz Chris、Sapphire Slows、Sarah Farina、DASCO)
2夜とも足を運んでいただき、思いっきり楽しんでいただけたら、こんなにうれしいことはありません。


 



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▼Information
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ベルリン、東京姉妹都市25周年を数える2019年。アートやサブカルチャーの領域においても、ラディカルな自己表現や強烈な独自性で世界を驚かせてきたこの2都市を舞台に、クラブカルチャーで活躍する女性アーティストの存在を祝福する一晩限りの音楽イベント「Berlin x Tokyo」を2019年11月29日、Circus Tokyoにて開催!

DJとして偉大な功績を残すだけでなく、クラブカルチャーにおける多様性実現に貢献するベルリンおよび日本の女性アーティストらを集結させ、両都市間の化学反応をドイツ大使館に代わってお届けします。日本とドイツから生まれた希望の音が、渋谷の夜にこだまする一夜をお見逃しなく。

This year is the 25th anniversary of the close citizen friendship between Berlin and Tokyo, which also extends to the fields of art and subculture.

On November 29, we would like to celebrate this special connection at the mega city's beloved club, Circus Tokyo and focus on the well deserved rise of female artists in Japanese and German club culture!

On behalf of the German Embassy, we bring together great women from Berlin and Tokyo who are not only successful DJs, but also support diversity in club culture by speaking out and taking action.

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Berlin x Tokyo 2019
2019年11月29日(金)東京都 Circus Tokyo
OPEN 22:00
ENTRANCE ¥2500

<出演者>
Main Floor
Sarah Farina (from Berlin)
DASCO (from Berlin)
DJ Naz Chris
KATIE SE7EN 
Sapphire Slows

Lounge
DJ Emerald
DJ Honeypants


CIRCUS TOKYO ACCESS
〒150-0002 Tokyo, Shibuya City, Shibuya, 3 Chome−26−16 第五叶ビル

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また、11月28日(木)21:00よりDOMMUNEにて、クラブイベントの出演者によるパネルディスカッション Scopes TOKYO x DOMMUNE 「Berlin x Tokyo 2019: Creating Togetherness in Club Culture」を配信いたします。詳しくはこちらから。

We will stream a special programme DOMMUNE on November 28th at 9 pm for a panel discussion, available as a live stream.
The panel will take place in Japanese with English translation.
See more details here.
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NIONについて
「ヨーロッパと日本の橋渡し」を一つの目的として活動をするベルリンのアソシエーション、NION。過去にもドイツ大使館との協働によりナイトライフおよびクラブカルチャーに関するイベントを開催しています。ベルリン、東京姉妹都市20周年を迎えた2014年には、クリエイティブ産業に焦点を当てた2日間に渡る展示会、BERLIN x TOKYO RESONANZを企画。その後はUNIT Tokyoにて、Dasha Rushや真鍋大度率いるYour Cosmosを始めとした有名アーティストを招いたクラブイベントを開催。またDOMMUNEとのコラボレーションはちょうど5年前にあたる2014年11月28日にも行われています。レジェンド宇川直宏とベルリンからのゲスト・アーティスト黒川良一が、ベルリン当時最先端のデジタルアートや音楽について語り合いました。



協賛
Native Instruments
Adidas
ドイツ大使館
ベルリン・パートナー
株式会社スペースデザイン
The Royal Park Canvas – Ginza 8

2019年11月7日木曜日

光のアーカイヴ

先日の放送のアーカイヴがアップされました。
『光』をテーマに選曲したり、話したり。

▼dublab.jp Radio Collective #211 “In Every Second Dream” @ Tokyo(19.10.30)




あれ、こんなところにこんな光る看板あったっけ?、とか、
Krautrockって光っぽいんだな、とか、
光ちゃんも、光くんもまわりにいるな、とか、
そういえばJoni Mitchellの"Shine"は、テーマを光に決めた時点で絶対流そうと思ってたな、とか、
光をテーマにカラオケ行っても楽しそうだな、とか、
Laraajiも流したいけど、夢がテーマのときにも流したしな...とか、
ラジオ番組も、作品づくりと同じような感覚だな、とか、
テーマ以外の線引きはほんといらないな、とか、
とにかく放送日まで、私の脳内は『光』のことで頭がいっぱい。
当日の放送を境に、それが解放されるような感じです。

ゲストの武田吉晴くんとの、光についての連想ゲームのようなラフなトークは、カットした部分も含めて楽しい時間でした。
そして彼の選曲と解説(特にインドネシア音楽「クロンチョン」)もいつも通り素晴らしく、世界中の音楽を聴きたい気持ちがふつふつと湧いてくるのでした。
彼のアルバム『Aspiration』も最高◎

そしてもう一人のゲスト、Mio Toyodaちゃんのインタビューは、私にとってもチャレンジ、今までとちょっと違う形式に。
自身のブランド『Sushikatten』で、1点もののガラスのリングを制作している彼女が、ひとつずつ丁寧に紡ぐ言葉たち。
それは、リングを作る過程と似て非なるもの、でも、それに触れている私は、彼女のことがますます愛おしくなりました。
その後ろ(バックグラウンド/背景)に流れる、彼女の好きなアーティストMotion Sickness of Time Travelの楽曲は、窓際で風に揺れている白いカーテンをイメージして。

ふたりを知ってる人はもちろん、知らない人にも、是非聴いてもらえたらうれしいです。
いつでも、どこでも、気が向いたときにね。


▼Playlist:
1. Jules Venturini / Keep Me Close [Whities]
2. serpentwithfeet / Receipts (feat.Ty Dolla $ign) [Secretly Canadian / Tri Angle Records]
3. Ana Roxanne / Immortality [Leaving Records]
4. Modern Nature / Supernature [Bella Union]
5. Blue Gas / Shadows From Nowhere [Archeo / Best Record]
6. Yoshiharu Takeda / Bliss of Landing [METANESOS Records]
7. Caetano Veloso / Luz Do Sol [Nonesuch] – Selected by 武田吉晴(Yoshiharu Takeda)
8. Ratna Das / Rajuan Bulan [Rice Records] – Selected by 武田吉晴(Yoshiharu Takeda)
9. Al Gromer Khan / Dalston Junction Feb. 1970 [Tea Time Music]
10. Lady Gaga / Lush Life [UNIVERSAL MUSIC]
11. Murlo / Ferment (Yamaneko’s Flashback) [Coil Records]
12. Motion Sickness of Time Travel / Late Day Sun Silhouettes [Digitalis Recordings]- Selected by Mio Toyoda [sushikatten]
13. 一風堂 / Nightgulls [Sony Music Direct(Japan)Inc.]
14. Cocteau Twins / Kookaburra [4AD]
15. Grouper /The Race [Kranky]
16. Sparrows / Gold In The Tide (feat. Fazerdaze) [Flau Records]
17. Basil Kirchin / I Start Counting – 5 [Trunk Records]
18. Joni Mitchell / Shine [Hear Music]



また、放送とは別に、番組内で放送したSpotifyにある楽曲と、ここだけで聴くことのできるセットリストをお楽しみください。

▼In Every Second Dream / “LIGHT” – Selected by DJ Emerald [2019.10.30]




2019年10月30日水曜日

光について


毎回、ひとつのテーマに沿ってお送りする私のラジオ番組《In Every Second Dream》。
「月」「夢」「最後」と続き、今回、第4回目の放送のテーマは「光」です。

今までのテーマと大きく違うのは、「光」と聞いたとき、人によって思い浮かべるイメージに結構差があるんじゃないかな、と思うところ。

太陽のような眩しさ(眩さ)、
ダイヤモンドのようにキラキラと輝くさま、
ビーム光線のような直線的な形状のもの、
炎のような揺らめく光、虹のようなカラフルな光、暗闇の中にある見えるか見えないかギリギリの光。

私は「光」と聞いて最初にイメージするのは、ほぼ真っ白、厳密にいうと白よりもオフホワイトに近い色で、
シルクのような、細かい粒子のような、半透明のような、ザラザラしているような、
柔らかくもあり、力強くもあり、あたたかくもあり、つめたくもある光。
それが”なんの”光なのかはわからないけど、私から遠く離れたところから放たれる光。
うーん、こんなに具体性のない抽象的な説明ったらないわね。
そもそも、私はこの「光」を見たことがあるのかしら。
というか、「光」ってそこに「ある」ものなのかしら。

・・そんなことに想いを巡らせながら、選曲しました。


そして、今回はゲストが二人。
まずは、作編曲家であり、世界中を旅するように音楽を聴き漁る武田吉晴(Yoshiharu Takeda)くん。


連想ゲームのように「光」についてラフな雰囲気でトークしつつ、彼に「光」をテーマに選曲をしていただきました。
吉晴くんのやさしい人柄や、選曲家としての一面を楽しんでいただけたらうれしいです。

また、番組の中でも少し紹介していますが、今年の3月にリリースされた彼のファーストアルバム『Aspiration』は、本当に素晴らしい作品です。





先日発売されたばかりの、世界の音楽情報誌『月刊ラティーナ』11月号の「So Quiet〜静寂のための音楽〜」特集内に、彼のインタビューが掲載されています。彼の音楽へのまっすぐな愛情がとてもよく伝わってくる、素敵な記事です。


見開きの吉晴くんのインタビューのページをめくると、偶然にも、前々回《In Every Second Dream》にゲストで出てくださった、DJのShhhhhさんのディスク・ガイドのレビューが。(「Fragments du Monde Flottant」/ V.A. をセレクト)
ShhhhhさんのDJも選曲も好きだけど、文章や言葉もとっても好きです。




さらに2ページめくると、ブラジル最注目のシンガーソングライターであるアントニオ・ロウレイロ(Antonio Loureiro)のインタビューを、dublab.jpのボスである原雅明さんが担当していました。(去年、「公開ライナーノーツ」なるものを担当なさったそうです)
アントニオをはじめ、ゴールドムンド(Goldmund)や、ハニャ・ラニ(Hania Rani)なども出演するピアノフェスティバル「PIANO ERA 2019 - ザ・ピアノエラ2019」が、私の家の近所でもある「めぐろパーシモンホール」であるようです。行きたい!

と、雑誌をほんの数ページめくっただけで、一気にいろんなことが繋がっていって、ひとりでうれしくなるのでした。


そして、もう一人のゲストは、1点もののガラスのリングを中心としたブランド「sushikatten」の作家のMio Toyodaちゃん。
太陽の光を飲み込むようなデザインの「sushikatten」のリングたちは、今回のテーマ「光」にぴったりだと思ってオファーをさせていただきました。




こういった作品(いわゆる「もの」)を、ラジオを通じてどう表現できるかどうか。
そのことに重点を置きながら、彼女へのインタビューを行いました。

彼女の作り上げる世界そのもの、それは「sushikatten」の作品の形、質感、模様、重さ、色合い、そして彼女自身の声から伝わるセンス、哲学、空気感、など、短い時間ではありますが、どうかみなさんに届きますように。

ちなみに、11月29日(金)〜12月1日(日)の3日間、青山SPIRALで開催される『New Jewelry TOKYO』への出展が決まっているそうです。
この機会に是非一度、「sushikatten」の作品を手にとってみていただけたらうれしいです。


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▼Information
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dublab.jp Radio Collective #211 “In Every Second Dream” @ Tokyo(19.10.30)

10月30日の放送は、ひとつのテーマに沿ってお送りする、DJ Emeraldによる番組『In Every Second Dream』の第4回目。
今回のテーマは、『光(Light)』です。
ゲストには、昨年ファーストソロアルバム『Aspiration』をリリースし、2019年には久保田麻琴プロデュース阿波踊りのリミックス/コンピレーション盤『ぞめき八 Re-mixes Stupendous!』への楽曲提供も行っている作編曲家・武田吉晴氏を迎え、『光』についてのトークと選曲をお届けします。
また、番組後半では、ガラス工芸のパートドヴェール製法を用いて、世界にひとつだけのリングを制作している作家・Mio Toyodaさんを招き、自身のブランド『sushikatten』についてのインタビューをお送りします。
最後までどうぞお楽しみください。

dublab.jp Radio Collective #211 “In Every Second Dream” @ Tokyo
日時:2019年10月30日(水曜日)20:30〜22:30
labrat DJ : DJ Emerald
Guest : 武田吉晴(Yoshiharu Takeda)/Mio Toyoda [sushikatten]
Design : Shinya Sato

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