2011年7月6日水曜日

[cinema] モロッコ


1930年(昭和5年!)のアメリカ映画。製作・公開、ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督。
過去に明け方、TVで観た以来、ずっと心に焼き付いてる作品だったので再度。

舞台女優としてモロッコに辿り着いた女。
愛しあう兵士の男と、愛してくれる金持ちの男。

まず、とにかくデードリッヒが本当に美しい!
"恋はいつか終わるもの・・・"、
"アダムが知恵をつけたリンゴはいかが?"とショーで歌うところはもちろん、
女性にも外人部隊があるのよ...と意味深に語るシーンも印象的。
振り向き方や、目線のやり方、仕草すべてが本当に魅力的な女性です。

そして、ゲーリー・クーパーもとてもハンサムで美しい。
それでいて子どもっぽくてやんちゃで、
鏡に口紅で文字を書くんだけど、あれ、一度やってみたいよねー。

"本当の愛"とはなにか、というテーマは、
トーキーがはじまって間もない1930年の映画から、現代までずっと続いているのね。
デードリッヒのキャラクターがとてもモダンで粋なので、
モノクロの古典映画でも退屈せずに見れるのでオススメ。
ただし、最初に淀川さんがストーリー全部言っちゃうので要注意。(笑)



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