2011年10月5日水曜日

[cinema] 猿の惑星



説明不要のフランスの小説家ピエール・ブールによるSF小説の映画版。(アーサー・P・ジェイコブス製作)
一番最初のやつね。
実は観たことなかったので、そろそろ公開になる「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」の興味を煽るべく観たわけです。
1968年の作品とは思えぬ完成度。(特殊メイクとか)
ヌーヴェル・ヴァーグのとき、だよね。

光年単位での宇宙飛行の後の、壮大に広がる砂漠、ジャングル、そして、猿類による社会。
そこで差別を受けながらも、自分の存在を確信しながら抵抗し続ける主人公・テイラー。
人間の恐ろしさを知り、知識を押さえつけて未来の安泰を願う猿類の長。

戦争も貧困も原発も信仰も抱えている私たちは、
この映画に何も重ねずに観ることは、決してできない。

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