2016年5月16日月曜日

4月の冬|ロンドン -1日目-

※こちらの記事は、HOUYHNHNMブログ『Escape by Melody《メロディによる逃走》』に掲載されていた内容です。


2016年4月24日、日曜日。
成田空港を10時半に出発。
オランダのスキポール空港経由で、同日、17時半に、ロンドンのヒースロー空港へ到着。
ヒースロー・コネクト(Heathrow Connect)という列車に乗って、ヒースロー・ターミナル4(Heathrow Terminal 4)駅から、パディントン(Paddington)駅へ。
パディントン駅とハイド・パーク(Hyde Park)の間くらいに位置するホテルへチェックインして、夜のロンドンを少しお散歩。
厚手のスプリングコートでも、とっても寒い。
まだ、冬みたいなロンドン。
20時前だけど、空が明るい。


世界で最も古いとされている、ロンドンの地下鉄へ。
呼び名は、サウブェイ(Subway)ではなく、アンダーグラウンド(Underground)かTube(チューブ)。
物価の高いロンドンは、もちろん地下鉄の運賃も高い。
エリアごとに金額の上限設定のあるオイスターカード(Oyster Card)を購入。
1日に何度か地下鉄に乗る場合は、こちらの方が断然お得。しかもバスでも使える。

ウェストミンスター(Westminster)駅を出ると、目の前にテムズ川(River Thames)と大きく光る観覧車、ロンドン・アイ(London Eye)がお出迎え。


そして、川沿いの階段を少しのぼると、あの有名な時計台、ビッグ・ベン(Big Ben)がライトアップされ、美しくそびえ立っていた。


子供の頃に、何度も何度も繰り返し見ていた、ディズニーの名作「ピーターパン」。
ピーターパンが、ウェンディとジョン、マイケル、そしてティンカーベルと一緒に空を飛ぶシーンで登場する、あのビッグ・ベン。
想像よりも遥かに大きいビッグ・ベンを見上げながら、子供の頃の自分と、今の自分をゆっくりとつなぎあわせていく。
時の流れを、こんな形で感じるとは思わなかったので、不思議な気分。
そして、その想いに応えてくれているかのように、ゴーンゴーンと、鐘がロンドンの街全体に鳴り響く。

そのまま、冷たくなった手をポケットに入れて、テムズ川沿いを歩く。


トラファルガー広場(Trafalgar Square)~ナショナル・ギャラリー(National Gallery)~ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus))~リージェント・ストリート(Regent Street)経由で、オックスフォード・サーカス(Oxford Circus)駅まで、2kmくらいを一時間くらいかけて歩く。
ピカデリー・サーカスは、東京で言うと渋谷みたいな感じ。
その場所の象徴であるエロスの像(Eros)が待ち合わせ、その周りに大きなネオンがギラギラと光ってる。


リージェント・ストリートは、曲線が見事なショッピング大通り。
昼間はもっと人で賑わってるんだろうな。


街中のレストランは次々閉店準備、人通りも徐々に少なくなっていく。
それもそのはず、気がついたら、もう23時近く。
帰りは、行きの赤色が目印のセントラル線(Central Line)ではなく、黄色が目印のサークル線(Circle Line)に乗って、ランカスター・ゲート(Lancaster Gate)駅からホテルへ。



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いつ眠ってしまったのか思い出せないくらい、すとんと眠ってしまった、ロンドン、最初の夜。
イギリスのシンガーソングライターの、イモージェン・ヒープの1998年のデビューアルバムより。

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Imogen Heap - Sleep





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